工場では毎日多くの機械やスタッフが稼働しています。突然の故障でそれらの運営がストップしたら……、納期に間に合わないケースが発生したり、無駄なコストが発生して経営面や信用面にダメージを与えてしまうかもしれません。
特に機械の挙動を担うPLC(シーケンサー)が故障すると、生産ライン全体がストップしてしまうことも。故障の際にプログラムやパラメータが消えてしまうと、復旧には莫大なコストと時間が必要になります。そのような事態を防ぐため、事前に対策を練っておきましょう。こちらでは工場のトータルコンサルティングを手がける「SOMIYATEC」が、PLCの修理や改修、メンテナンス、保守に関してご紹介していきます。
PLCが組み込まれている機械は多岐にわたり、企業さまの業種や工場内の環境もそれぞれに異なります。その改修となると、現場の環境に応じた柔軟な対応や適切なカスタマイズが欠かせません。メーカーでも改修は行っていますが、多くの場合でかなりのコストや時間がかかってしまいます。
当社では工場のトータルコンサルティングを手がけてきた実績に基づき、豊富なノウハウを生かしてどのような改修にも柔軟な対応が可能です。大規模なカスタマイズやリニューアルはもちろん、ちょっとした改修もおまかせください。PLCの使い勝手は、生産効率を大きく左右する重要な要素。メーカーよりもお求めやすい価格で、お客さまにとって最適なシステムとなるようご提案いたします。
シーケンス制御機器は電気信号で操作するので、「傷んできた」という印象を抱きにくいかもしれません。しかし、これらの機器も確実に経年劣化していくので、故障のリスクに備えておく必要があります。
すでに製造が終了しているPLCが故障した場合、交換をしようとしても同じものが手に入らない可能性があります。お使いの機器の機種名を確認し、メーカーに製造が継続されているか、製造終了になる可能性があるかなどを確認してみましょう。
一般的にシーケンサーは10年程度でモデルチェンジとなるため、今も販売されている機種なら予備バッテリーも含めて、在庫を確保しておくことをおすすめします。また後継機種への機種変更に備え、型式や電圧、入出力数などを記録しておくとよいでしょう。
PLCが故障した場合、現地対応で後継機種への改修は可能ですが、相応の時間やコストがかかります。万が一故障した際は、できる限り低コスト・短納期で改修できるよう、PLCデータのバックアップを取っておきましょう。ハード図面やフローチャートなども作成しておくと、改修がよりスムーズになります。
このほかにも、大きなトラブルや突然の故障を防ぐために次のような点検や対策をしておきましょう。ちょっとした心がけで、機械にかかる負担がかわってきます。
また、あらゆるトラブルに柔軟に対応できる業者を確保しておくことも大切です。当社では現地対応も含めて、年中無休でお客さまのニーズにお応えしております。どのようなことでもお気軽にご相談ください。
当社による保守・メンテナンスをご希望のお客さまは、まずはお電話やお問い合わせフォームにて対象のPLC・シーケンス制御機器の台数や機種、メーカーなどをお伝えください。その後スタッフが現地におうかがいし、メンテナンスの内容をご提案いたします。